ロシアのウクライナ侵攻がおこり
物価があれもこれも上昇していくなか
つい先日まで絶対やった方が良いとされてきた新電力への小売り電力会社への変更!!
しかし、実は現在、地元の電力会社の方がトータルの支払いが安い逆転現象が起こっている事を
知っていますか。
今多く新電力契約者が地域の電力会社より多く電気代を支払ているかもしれないのです。
でんき料金の仕組み
まずでんき料金はこのような形になっています。
電気料金 =基本料金 + 電力量料金(燃料調整費) + 再生可能エネルギー発電促進賦課金
①基本料金+電力量料金
ここの部分は現在でも価格は安く設定しています。
そしてこれまで、皆さんここの料金単価を比較してきた訳です。
新電力会社が地域の電力会社にあわせて料金体系をつくり
地域の電力会社よりも料金単価の安いプランを準備する。
だから新電力で契約すると必ず電気代が安くなるという事でした。
②再生可能エネルギー発電促進賦課金
この賦課金は国の法令により、再生可能エネルギーを用いて発電した電気を一定期間、一定の価格で買い取る
事が事務づけられている為、私達一般消費者から、その費用を徴収している訳です。
これは、どこの電力会社でも等しく徴収される金額です。
ですが、この金額も年々上昇しており。でんき使用量が多ければ多いほど
高い金額を毎月払う為、実際月に数千円支払っている方も多くいらっしゃいます。
年度別再エネ賦課金の推移表
年度 | 買取単価 | 300KW使用時金額 |
2018年 | 2.90円/kwh | 870円 |
2019年 | 2.95円/kwh | 885円 |
2020年 | 2.98円/kwh | 894円 |
2021年 | 3.36円/kwh | 1,008円 |
2022年 | 3.45円/kwh | 1,035円 |
うち太陽光のっけてないのに
毎月こんなに払わないといけないの?
そうなんです。太陽光のっけてない方も
等しく電気使用量に従って
払っているんです。
なんか納得できないわ。
そうですね。
実際知らない方も多くいらっしゃって
知ったら怒っちゃう人もいますね。
③燃料調整費
電力量料金に付随して徴収される、この燃料調整費。
燃料調整額=燃料調整単価×電気使用量
これが、今まさに問題になっています。
つまりめちゃくちゃ値上がりしている訳です。
しかし、この燃料調整費にはこれまで、上限が設定してありました。
しかし、このロシアのウクライナ侵攻をうけて費用が高騰し
新電力のほとんどの会社がこの燃料調整費を撤廃した訳です。
四国電力 燃料調整費単価推移
年月 | 単価 |
2021年6月 | ▲1.20 |
2021年9月 | ▲0.31 |
2021年10月 | 0.00 |
2022年3月 | 2.35 |
2022年4月 | 2.55(これが上限値) |
四国電力では現在令和4年10月2日現在 上限がありますので
2022年4月からずっと上限値の2.55のままです。
一方で私が加入していた某新電力さんは2022年7月より 上限値を撤廃しました。
するとどうでしょう!?
①は安いが③がめっちゃ高い→つまり割高になってしまっているのです。
じゃあ、どうすればよいの!?
燃料調整費の上限が現在(令和4年10月2日付)もある新電力の会社はどこなのでしょうか!?
燃料調整費上限のある新電力会社 コスモでんき
現在色々み探しえみる限りコスモでんきが一番安全ではないかと判断します。
電力量金単価がめっちゃ安いとまでは言い切れませんが
料金の高騰を防御する事ができます。
ちなみに地域の電力会社もまだ上限がありますので(電化プラン以外)そっちに戻す事も選択
の一つに入れてみてはどうでしょうか.
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