こんにちはfp父さんです。
多くの方がfp2級を取得した後fp1級にチャレンジするのかどうか悩み所だと思います。
受験生が少ない為スクールも少ない中、独学で勉強できるの!?
そんな不安になる方も多いかもしれませんが、不安になる事なかれ。
2級まで勉強していて簡単な勉強のコツさえつかんでいれば全然独学で対応できます。
簡単なコツは後に記載の勉強方法をみてくださいね。
ちなみに私は平成21年に合格しましたが、合格できて良い事ばかりでしたよ。。。
絶対チャレンジ。。
会社員がfp1級取得して良かった3つの理由
1 資格手当が7000円ついた
2 会社での評価が上がった
3 コンサルの自信が2級より断然アップし、相談相手のリアクションも上々
fp1級ので資格手当が7000円はありがたい
fp2級では資格手当無かったのに、会社が評価してくれた証だね
お客さんの評判も
2級と1級ではちがうのね?
実際2級の方が圧倒的に多いから1級は保険屋さんからも一目おかれるよ!
fp1級試験にチャレンジする価値ありですね。
実際会社としてfp業務に資格手当はなかったのですが
会社の今後の方向性や、資格の難易度も考慮して資格手当をつけてくれました。ラッキーです。
fp1級難易度
それでは実際の難易度(合格率)をみていきましょう。
実施日 | 合格率 | 状況 |
2022年5月22日実施 | 9.39% | 妥当 |
2022年1月23日実施 | 6.67% | 厳しい |
2021年9月12日実施 | 13.03%% | 妥当 |
2021年5月23日実施 | 20.25% | ラッキー |
2021年1月24日実施 | 9.95% | 妥当 |
2020年9月13日実施 | 15.01% | ラッキー |
2020年1月26日実施 | 11.81% | 妥当 |
fp父さんが受験したのは2020年の1月実施でしたので妥当な年ですね。
実施日によっては6%代もありますので、その時の問題による運も少なからずかかわってくるかもしれませんね。
それから、この合格率に惑わされる事なかれ。
実際やってみると簡単に合格できるというのが私の印象なんです。
あんまり合格率は気にせずにいきましょう。
受験資格
1 2級技能検定合格者で、fp業務について1年以上の実務経験を有するもの
2 fp業務に関して5年以上の実務経験を有するもの
3 厚生労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験を有するもの
詳細はこちらで 確認してくださいね。
実務経験はまぬがれませんので、まず受験資格があるのかどうか
要確認です。
ちなみに私は住宅の販売でコンサル業務を数年やっていましたので、それで大丈夫でしたよ。
保険屋さんでなくても大丈夫なので、確認してみてくださいね。
fp父さんが4カ月間実践した勉強方法
まずfp1級の概要は基礎編と応用編からなります。
1⃣基礎編は4択問題50問で100点満点
2⃣応用編は問題数15問で100点満点
200点満点中の合計で120点以上の6割がとれれば合格です。(基礎編と応用編の得点割合は関係ありません。)
範囲が広くて難しそう。
基礎編は範囲が広くて得点するのは難しいけど
応用編は短期間ですぐに得点できるようになるんだ。
基礎編より応用編が得点しやすいって
なんか矛盾ですね。
もちろん数字はかわるけど、問われる問題はほぼ同じなんですよ。
だから応用編で80点とる事はそれほど難しくないんです。
fp父さんは毎朝5時に起きて応用編の問題を一つの科目5問解いていました。
月曜日は①ライフプランニング ②火曜日は金融資産 ・・・てな感じです。
①ライフプランニング→②金融資産運用→③タックスプランニング→④不動産→⑤相続・事業承継
1回目1巡するには時間がかかるかもしれませんが、2回目からは解く速度が全然早くなりますよ。
これを5巡目した頃には合格ラインにすでに達しているのではないでしょうか。
この時点で応用編80点はおそらく頑張ったあなたのもの。
あとは、基礎編で100点満点中40点以上得点出来れば合計120点で 合格 ってな訳です。
基礎編は範囲が広いので、ひたすら指定された参考書読み込みましょう。
でも、安心してください。基礎編では40点以上で合格な訳ですから。きっとできます。
fp父さんが合格に使った参考書
1級fp技能士(学科)精選問題解説集(株式会社きんざい)
まずは必ず必要な参考書がこの本です。きんざいが出しているので間違いなし。
この本の応用編をただひたすら解くのです。5回まわしたら自信がつきます。
目指せ8割!!
学科も並行してやっていきたい所です。
合格ターゲット fp技能士1級特訓テキスト
これも、きんざいさんが出しているので間違いなし。
これまで勉強してきた2級 3級の本を使いながら読み込むと理解が深まると思います。
目指せ4割!!
応用編詳細内容
1⃣.ライフプランニングと資金計画
ここで出題されるのは
①高年齢雇用継続給付金と在職老齢年金の金額
支給対象月賃金額÷60歳到達時の賃金月額 が61%未満の場合
支給対象月の賃金額の15%相当額が高年齢雇用継続給付金として支給される。
在職老齢年金が60歳到達時の標準報酬月額61%未満の場合標準報酬月額の6%が支給停止。
65歳未満の在職老齢年金の支給停止額は
(基本月額+標準報酬月額-47万円)×1/2
②老齢基礎年金・老齢厚生年金の計算方法
老齢基礎年金は20歳から60歳までに国民年金に加入していた時期を検討
老齢厚生年金は
1.報酬比例部分 2.経過的加算 3.加給年金
これを検討するだけ。
③中小企業退職金共済・国民年金基金・小規模企業共済の特徴暗記
④遺族給付と保険料の納付猶予
遺族基礎年金は子の加算額
遺族厚生年金は
死亡時被保険者であるかどうかの判断で
被保険者でない場合→長期要件
被保険者の場合300月未満→短期要件
それ以外 長期要件で計算
最後に
配偶者65歳以降に受け取る遺族厚生年金
1.遺族厚生年金を全額受け取る場合
2.遺族厚生年金の2/3+配偶者自身の老齢厚生年金のお1/2を受給する場合
の有利な方
2⃣金融資産運用
ここで出題されるのは
①株式投資の検討と財務分析
ROA=事業利益率/使用総資本×100 とのこの2指標分解
ROE=当期純利益/自己資本×100 とこの3指標分解
②インタレスト・カバレッジ・レシオ=事業利益/金融費用
③配当性向=配当金額/当期純利益×100
④サスティナブル成長率=ROE×内部留保率
⑤ポートフォリオの期待収益率と分散と標準偏差と相関係数
3⃣タックスプランニング
①法人税額の計算
略式別表四の計算
所得拡大促進税法1.大企業向け2.中小企業向け の違い
②所得税額の計算
事業専従者控除まで気にして解答できたらOK
4⃣不動産
①不動産の有効活用
建蔽率・容積率の計算
1.居住用財産の譲渡所得の特別控除
2.軽減税率の特例
3.特定の居住用財産の買換えの特例
4.被相続人の居住用財産の譲渡所得の特別控除
5.居住用財産の買い換えの場合譲渡損失の損益通算および繰り越し控除
6.特定居住用財産の譲渡損失の損益通算および繰り越し控除
7.特定の居住用財産買い替えの特例
8.固定資産の特例
9.立体買換えの特例
10.収用等による資産の譲渡に関する特例
5⃣相続・事業承継
①事業承継対策
1.類似比準方式
2.純資産価額
3.併用方式
②相続税額の計算
1.小規模宅地の相続税の課税価格の計算の特例
あとは金財のテキストを購入して幅広く読み込み、それから精選問題の繰り返し。
基礎編で4割とれたら合格と考えると気持ちもだいぶん楽になりますね!!!
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